ジュラカティン

糸をつむぐワット・パーラートというお寺でジュラカティンの儀式が行われるというので、徹夜を覚悟で行ってきた。雨期明けに行われる行事で、僧に袈裟を供えるものだけど、かなり手間がかかるので現在ではあまり見かけない。

機を織るーというのも、市場でただ袈裟を買って供えるのではなく、自分たちで糸を紡ぎ、織り機にたて糸よこ糸をかけ、織り、裁断・裁縫をし、染める……という作業を「一晩」でするからだ。何十人という人が集まり、皆で力を合わせてしないと決して終わらない。でも、これもタンブン(喜捨)、大きな徳をつめると信じられている。

大鍋で煮る あいにくの土砂降りの雨。山中なので体の芯から冷えてくる。夕方から準備をし、夜中の12時にスタート。交代で休みながら進めていく。私は途中でダウンして本堂で寝ていたが、明け方6時頃でもパンパンと機を織る音が響いていた。布ができあがったのは、お昼近かった。まるまる12時間働いていることになる。それもおばちゃんとおばあちゃんばかり。すごい。
バンコクの人がジャオパープといって今回の主催者で、お寺の建設や寄付などのタンブン(喜捨)をしていたが、私にとってはこのおばちゃん、おばあちゃんの無料奉仕のタンブンのほうがずっとずっと比べものにならないぐらい大きい気がする。

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