ソンクラーン中のSARSは金持ちに!

この暑いのに、私の身近に咳をしたり、熱があったりと風邪の症状を訴える人が結構いる。
その度に「SARSじゃないの? でもどうせ死ぬならソンクラーン中がいいよ」
なんて会話が飛び交う。
というのも、タクシン首相は新型肝炎(SARS)はタイにないから安心するように
と公言したのだ。
それを証明するように、もし感染して死亡したら100万バーツ(約300万円)、
ソンクラーン中に感染して死亡すれば200万バーツ弔慰金として出すと言ったのだ。
タイでは豪邸が建つ大金。
これでいつ感染しても怖くないと思う反面、
死んでも自分は使えないという現実があるのだ。

それはさておき、なんと私にもその兆候が12日の夕方から出始めた。
とにかく体がだるくて、何をする気力もない。
ただひたすら横になりたいだけ。
早めに布団に入ったけど、夜中は体の節々が痛くてウン、ウン唸るだけで眠れない。
薬局で薬を買おうにも、朝9時を過ぎると水掛けが始まってしまうので買えない。
しょうがないからコンビニで聞くと、解熱剤は置いているというのでそれを購入。
後はパンをかじって薬を飲んでひたすら寝るのみ。
同じアパートの友人も風邪で倒れていたので、一緒にゴロゴロ、風邪のうつしあい。
よくなれば遊びに行こうと思いつつ、体は重いまま。
私 「外国人がSARSで死んでもお金もらえるの?」
友人「さあ」
私 「SARSの症状って高熱? 37.2度だから大丈夫か」
友人「37.2度って平熱じゃん」
なんて友達と会話を交わしながらダラダラ。そういえば
イギリスにいた時もそうだった。
日本人が37度の熱を出しウンウン唸っているのに、医者に
「そんなの平熱です」と返されたケース、多いよな。
タイ人も欧米人並みの体温なのか。

そんなこんなしていたらソンクラーンが終わってしまった。
これぞ寝正月? 
タイのおせち料理を今年は食べそこなってしまった。
ともあれ良いお年を!

投稿を作成しました 1997

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