アイスクリームの店、アイベリー閉店

想像以上にコロナが長引いていて、あと少しか、あと少しかと期待していた人たちも、1年半も過ぎるともう息が続かなくなってきた。
そんな店やホテル、マッサージ店などの経営者が増えていて、泣く泣く閉める人も多い。
私が以前、取材した店も消えてしまったところが何軒もある。

その1件がアイベリー
チェンマイに来た当初、私はニマーンヘーミンに住んでいた。
その頃はソンテオに乗って行き先を言っても、「それどこ?」と聞き返されるぐらいだったのに、どんどん人気のエリアになり朝から晩まで賑わってきた。
日中は 建築ラッシュでうるさく、夜は夜で音楽やバイク、車の音で眠れず、1日中騒音に悩まされたので引っ越した。

空き地に建物が建ち、大きな家に住んでいた人たちは騒音と渋滞でいられなくなって郊外に引っ越し、その家がつぶされ、商業用の建物が作られた。
それでも個性的でおしゃれな店が次から次にできて楽しくもあった。
(その後、家賃が高騰し、おしゃれな店は郊外に移り、観光客相手のお土産屋やマッサージ店が増えたので繁華街みたいになってしまったが)

話がそれたが、その1軒が前述のアイベリー。
コメディアン/アーティストのウドムさん(上記写真)がオープンしたアイスクリームの店だ。
彼はチェンマイにほれ込み、チェンマイに家を買い、そして大好きなアイスクリームの店を開いた。
植物が大好きなので大きな木がある場所を借りて、ゆったりできる空間を作った。
大きな犬の置物が目印で、店のあちこにち遊び心があり、ワクワクするような場所だった。

そのうち外国人観光客が増え、ガヤガヤするので行かなくなってしまったが、コロナの影響で観光客が激減。
外国人観光客が80%、タイ人観光客が15%、それ以外が地元、ということだから、一気にお客さんがいなくなってしまったことになる。
スタッフと頑張ってきたけど、「店内での飲食禁止」なども影響して、残念ながら閉めることにしたという。
もう全然行っていなかったけど、近所に住んでいたこともあるし、友達や家族、お客さんとも何度も行ったので、なんだかさびしい。
FBに書かれたウドムさんの熱い思いを読んで、よけい悲しくなった。



投稿を作成しました 1996

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