パッションフルーツの木はツタがぐんぐん伸びていく。
あっという間にその辺がジャングルになってしまうので、友達が剪定しようとしたら、シャン族の人が「切るならもらっていい?」と聞いてきた。
どうするのかと思ったら、食べるという。
カボチャやハヤトウリなどの葉先は普通に食べるけど、パッションフルーツの葉も食べられるとは。
こんなにわさわさ。
食べるのは葉先の柔らかい部分だけ。
くるっとしたツルは取る。
ーって食べ方はよくわからないけど、カボチャの葉と同じような要領だろうと思い、とりあえず先端だけ摘んでみる。
野菜ディップにつけて生で食べてもいいし、スープに入れてもいいらしいが、炒めてもおいしそうなので炒めてみることにした。
とはいっても、想像がつかないので知り合いの中華屋さんのシェフにお願いして適当に調理してもらうことにした。
もちろん彼も食べたことはない。
素材の味がわかるよう、薄めの味付けでお願いした。
葉はホウレンソウというよりは時季外れの小松菜のようにしっかりしていて、苦みが少しある。
食べ方が正しいのかわからないけど、また食べたいかというとNOかも。
でも、とりあえずスープか生でも食べてみて判断してみよう。