近くの市場に餃子屋を見かけたので行ってみた。屋台の名前はそのまま「ギョーザ」だけど、日本料理全般をおいてある。前回見た時は学生で賑わっていたけど、今回は誰もいない。店のお兄ちゃんが暇そうにテレビを見ているだけだ。
タイ人向けなのでメニューは写真付きで、値段は良心的。餃子が5つで25B(約85円)、カツ丼やカレーが30B(約100円)、お好み焼き、鯖や鶏の照り焼きが35B、とんかつ40B。刺身もあって、80B(約270円)。
注文すると、40過ぎのおじさんが鉄板の上で焼き始める。タイ人が作る餃子とはどんなものか? と期待と不安で待つ。だからといって、私は餃子にうるさいわけでもなんでもない。1年で1、2度食べるていどだ。あ、でも「dancyu」(7月号)の餃子特集を読んだ後は、1ヶ月で4、5回は食べたが。
しばらくすると、こんがりと美味しそうな焼色をした餃子が運ばれてきた。タレはもう混ぜてある。ショウガがきいたしょうゆ味で、後からぴりりと唐辛子の辛さがくる。酸味は少ない。
餃子はカリカリっとしている。蒸し焼きをしないので、カリッ、ふわっ、じゅわーという食感はなく、あくまでもカリカリさを主張する餃子。なんでかね?と思ったら、側面も焼いてあった。
具は少なめでキャベツ、にら、にんにく、肉。塩味が強い。
他にも、タイ人がしている日本のカレーやラーメン屋台があるので、今度行ってみよう。