涼しい冬はコーヒー豆の収穫の季節。
だいたい11月ごろから始まり、1月ぐらいにはほぼ終わると聞く。

真っ赤なチェリーはそのまま食べると甘い。
ほとんど食べるところはなく、中にはコーヒーとなる豆が入っている。

ウェットプロセスやドライプロセスなどがあるが、中身を取り出して、天日に干す。
今の時期は夜露で濡れてしまうので、夜はカバーをかけ、日中はひっくり返しながら乾燥させていく。

七輪に炭を入れ、回しながら30分ほど煎っていく。

煎ったものは網にのせ、扇風機をあてながら、かき混ぜて冷ます。
ひとつひとつ手作業!

煎りたてはそうでもないけど、冷めてくるとコーヒーのいい香りがしてくる。
コーヒーの香りってどうしてこうも人を幸せにするんだろう。
本当にいい香り!

1杯のコーヒーを飲むのに、これだけの手間がかかっているのだから、最後の1滴までありがたくいただきたい。
ごちそうさま。