今年から「みどりの日」が5月4日に、これまで「みどりの日」だった4月29日が「昭和の日」になったという。
「平成元年生まれの子がもう大学生だよ」
「コワイ……」
そんなことを友達と話していた。
「昭和」から「平成」につい最近なったような気がするけど、あの時私は大学生。でも今は37歳だ。年はとり、体力・肌も衰えるけど、どこか若い気でいる。だけど、平成生まれの子たちから見たら、「昭和生まれなの?」とそれは遠い昔の人たちのように驚かれる。そう、私たちが「大正」や「明治」生まれの人に対して持った感情と同じものを。現に平成生まれの姪なんかは、
「ああいう電話を使ってみたい!」
と、私が子どもの頃使っていた、指を穴に入れてギーコギーコと回す電話機をテレビで見て言う。タイプライターだって、ガチャガチャまわすテレビだってそうだ。そういえば、近頃は姪と話す時に、
「おばちゃんが子どもの頃はね…」
という言葉が多くなってきた。なるほど、こうやってどんどんおばあちゃんになっていくのか。時代が過ぎていくもんだ。