プーケットの西海岸はきれいなビーチが広がっているため、
観光客で賑わっている。
特に寒い国のロシア人が多いらしく、
街中の看板は英語とロシア語のみ。
ビーチ側は観光客ばかりなので、
地元の人が多いプーケットタウンへ足を伸ばした。
プーケットはその昔、錫(すず)の採掘・交易が盛んで、
ポルトガル人や福建省出身の中国人が大勢来て町をつくったというところ。
そのため、中国(シノ)ポルトガル様式の建物がたくさん残っている。
だいたいが1901年~1913年頃に建てられたそうだ。
その建物をカフェやレストラン、ゲストハウスにしているところもある。
店に一歩入れば、栄えていた時代にタイムスリップするよう。
ーでも時間がないので今回は写真だけ……。
今でも中国系タイ人が多いため、
料理も中華料理や中国菓子が多い。
これは福建麺を使ったワンタン麺。
スパゲッティーのように少し丸みを帯びた麺だ。
そしてこれは「オーエウ」という冷たいスイーツ。
プーケット名物らしい。
この右側の乳白色のゼリー状のものがそれ。
バナナと植物の種を煮出して、濾して作るとか。
トコロテンとゼリーの中間ぐらいの食感で、
バナナの香りも味もほとんどわからず、
クセのない味。
氷とシロップ、具を入れて食べるあんみつ系スイーツだ。
頭がシャキッと冷えてすっきり!
そしてお店の人が教えてくれたプーケット名物がこれ。
コショウ入りクッキー。
見た目は西洋風のココアクッキーみたいだけど、
硬めで、後味にピリッとコショウがきいている。
意外な組み合わせだけど、なかなかおいしい。
以上、あっという間のプーケット・トリップが終了。
今度はゆっくり行って、シュノーケリングをして、
プーケットタウンで中華を堪能したい。