まるで料理! 嗅ぎ薬

タイ人が必ず携帯して、時々取り出しては鼻でスースーと吸っているものがある。
「ヤー・ドム」という嗅ぎ薬だ。(ヤー=薬、ドム=嗅ぐ)

様々な種類があるが、よく見るのは、右2つの口紅タイプ。
蓋を開けると、メンソール系の香りがする。
嗅ぐだけのタイプと、下のほうに液体も入っているタイプがあり、後者はこめかみなどにもつけられるので便利。
鼻や喉の通りをよくしたり、頭をすっきりさせたりする効果があるので、車酔いしそうな時や頭痛の時に大活躍する。
鼻の近くでクンクンとすればいいのに、時々すごい美人さんがこれをぶすっと鼻に突っ込んだり、おじさんが2本ブラブラと突っ込んで歩いているのを見るが、文化だなあ……と思う。
さらに、友達が気を利かせて「嗅ぐ?」と、さっきまで鼻に突っ込んだものを差し出してくれることもあった……。

自分でも手作りできるということで、作り方を教わった。
メンソール2に対し、樟脳1、ボルネオ樟脳1を入れる。

それをよく混ぜると液体になる。
混ぜている側からスースーしてくる。

そこに好きなスパイス(ハーブ)を加えていく。
八角、花椒、クローブ、コショウ、コリアンダーシード、ロングペッパー、シナモン、ナツメグなどなど。
まるで北部のラープ(肉料理)やチャイを作るみたい。

好きなスパイスを好きなだけ石臼に入れて、軽く潰す。
それをさっきのメンソール液体と混ぜればできあがり。
好みでエッセンシャルオイルを加えてもいい。
できたものを小分けして持ち歩けば、いつでもすっきり。
自分で作るのはちょっと…という人は、既製品も売っている。
上の写真の一番左なんかがそうだ。
右2つと比べると、ハーブの深みがある香り。
小瓶に入ったものも売られているので、興味がある方はぜひ。

投稿を作成しました 1993

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