タイルー族のコンニャク料理

タイにはいろいろな民族が住んでいるが、そのひとつがタイルー族。
中国雲南やミャンマーから昔移り住んだと言われている。
チェンマイのドイサケット郡にもタイルー族の村はあるが、ほとんど北部タイと同化してしまっていて、特別な行事がないと区別がつかない気がする。

村によっては、両親の代に移住してきたという比較的最近移りんできた人たちもいて、そういうところだとまだタイルーの文化や風習、言葉、料理などが残っている。
料理はいろいろあるが、今回は日本人にもおなじみのこんにゃく料理をご紹介しよう。
これは森にはえている野生のこんにゃく。

中はきれいな黄色をしている。
灰汁で一晩煮た後、皮をむき、薄くスライスしていく。
とても弾力がある。

そして日本の餅つきのように臼と杵でついていく。
タイルースタイルは、足を上げたり下げたりの杵。

その後、水を加えながらねっていく。
しっかりした生地で力を使うので、交代で作業を行う。

下に穴があいているところてんのような容器にぎゅっと詰める。

こちらも力のいる作業。
何人かで棒を下に引きながらコンニャクをお湯の中に絞り出していく。
力の加減が一定していないと、こんにゃくが切れたり、太さもまちまちだったりする。
一見、ラーメンの麵みたい。

水で洗えば、できあがり。
こんなに長~い!

ナムプラーや唐辛子、シャロットなどをまぜてピリ辛サラダにする。
歯応えがあって、うまい!

投稿を作成しました 1996

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