赤蟻の卵と昆虫博物館

大家さんが赤蟻の卵を持ってきた。
熱湯と塩を注いだだけのものだ。
茶碗の中には炊いたお米をふやかしたようなものがいっぱい入っていた。
真っ白いものもあれば、中には黒っぽい線が見えるものもある。
スプーンですくって、タピオカのように食べるのだけど、
私は指でつまんで、2、3個口に放り込む。
プチっと口の中で弾け、中からとろっとしたものが出てくる。
そうそう、ちょうどイクラを食べる時のような感触。
ちょっと酸っぱく、しょっぱい、そんな味。

アパートの近くに「昆虫博物館」(*)がある。
前々から気になっていたものの未だ入ったことがなく、やっと足を運んでみた。
カブトムシや黄金虫などの昆虫だけでなく、化石や石なども数多く置いてある。
中でも面白いのが、「蚊」の標本。
タイには420種類の蚊がいるらしく、それがずらっとピンに刺されて並んでいる。
よく見ると羽や触覚が少しずつ違い面白い。
これを見ていると、私も蚊を叩く度にセロハンテープでノートに貼ってみたくなる。
こうすれば、憎き蚊も待ち遠しい蚊になるかもしれない。

☆オーナーの育てている、7本指のニワトリと最近産んだ
これまた7本指のひよこも見せてくれるよ。
(*)昆虫博物館(Insects Museum): Sirimankarajan Rd.
営業時間:9-16:00 tel:(053)216262
入場料:100B

投稿を作成しました 1996

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