大学の時に姉と北京、西安、シルクロードのウルムチ、
トルファン、敦煌を回った。
その時はほとんどが自転車、女性は髪の毛が汚れないようにとネットをつけていたし、
デパートも薄暗かった。
北京に関して言えば、とにかく戦いの毎日だった。
大学の寮に泊まっていたのでそこは平和だったけど、
1歩外へ出れば、バスの乗降、駅でのチケット購入など、
どこでも「我先」の人たちばかりだったので、クタクタになった。
あれからほぼ20年。
あの頃の面影が全然ない!
北京オリンピックがあることもあり、街は建築ラッシュ。
クーラーがきいたデパートがたくさんあるし、商品の種類も豊富。
ブランドもたくさん売っている。
そして何より、街を歩く人々がオシャレ。
日本の若者より、背筋がシャンとしていて、目がしっかりしている。
昔の面影を探して歩くけど、見当たらない。
時々、すれ違う人々が豪快に痰をカァーペッと吐くのぐらいだろうか。
ああ、瓶入りヨーグルトも健在だった。