コタキナバルへ

 東マレーシアのボルネオ半島にあるコタキナバルへ向かった。なぜ突然この地へ行こうと思い立ったかというと、単純にビザの関係で国外へ出ないといけないので、Air Asiaの格安チケットを探していたら、コタキナバルが安かったというだけ。何があるんだろう・・・とネットで情報を探していると、オラウータン、テングザル、海亀の産卵、ラフレシア(世界最大の花)など自然が豊かなところだということが分かった。その中でも特に目を惹いたのが、キナバル山。東南アジアで一番高い山があるという。なんとなく山に登りたい気分だったので、その山頂を目指すことにした。
 ーといっても、標高4,095mの山。一応、富士山や北岳など登頂しことがあるけど、キナバル山にそう簡単に登れるとは思えない。行く前にジョギングをして体力をつけた。(実は中学の時、ワンゲル部)。
 チェンマイからバンコクへ、バンコクからコタキナバルへ向かった。飛行機の中で隣りに座ったキャサリンが話しかけてきて、どこの両替所が安い、○○市場が面白い、あのレストランがおいしいなどなど情報をいろいろ教えてくれた。彼女はコタキナバルでアロマセラピーをしていて、バンコクに材料を買い付けに来たという。
 電話番号をもらってコタキナバルの飛行場で別れた。外に出ると、南国特有のもったりした空気がまとわりつく。潮の香りも混ざっている。海が近いことを感じ、沖縄にいた頃を思い出した。

投稿を作成しました 1996

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