タイの台所で使われているまな板は、
木を輪切りにして表面を平らに削っただけのものが主流だ。
家庭では直径20cm位のものを使うが、厚さは約10cmあり、漬け物石のように重い。
食堂やレストランに至っては、お相撲さんを輪切りにしたようなサイズのものを使い、
厚さも15cmほどある。
家庭のまな板でさえ洗うのが嫌になるくらい重いけど、
レストランのものになると持ち上げるのは不可能。
置きっぱなしになる。
だから使う度にフキンやスポンジで拭く。
そして肉や魚を切った後は、包丁を立ててガリガリと表面を削る。(家庭でもそう)
だから長年使っているまな板で野菜を切ろうとすると、
包丁がまな板に平行にあたらず、ザクッと気持ちよく下まで切れない。
私が切るときゅうりがつながっていたりする。
なんでこんなに使いにくいものを使うんだと思うけど、
タイ人て慣れているのかスパスパときれいに切る。
コツは何だろう?