昨日の午後、ウランバートルから西へ400キロのカラコルムへ向かった。
途中の景色は素晴らしかったけど、
ミニバスにとにかくつめるだけ人が乗っていたので7時間の旅は苦痛に近かった。
そしてカラコルムへ着いた時は辺りは真っ暗!
ひゅ?るり?と冷たい風が吹き、がら?んとしている。
とりあえず連れて行かれた宿に入るが、ヒーターがない!
宿の人は親切でお湯をくれたり、コップを貸してくれたりするけど、
寒さが身にしみる。
持って行った湯たんぽにお湯を入れて寝るが、
明け方寒くて目が覚めた。
カーテンを開けて外を見ると、どんよりした景色で小雨が降っている。
長旅で埃だらけになった体を毛布にくるみ、縮こまっているのが精一杯。
虚しくなってくる。窓が2重になっている。
冬になると?40度にもなるとか!!
ゲルに泊まりたかったので、調べてあったMunksuuri ゲストハウスへ移動する。
旅行のベストシーズンが過ぎたのでお客はほとんどいない。
広々としたゲルの中にはベッドと暖炉があり、外にはお湯シャワーもあるという。
ご飯もついている。
温かいものがあるのを知ると、少し元気になってくる。
But!
ゲストハウスのイッヘさんはなんと半袖!!
私が4枚も5枚も着ているのに、ちょっと日差しが出ると半袖だ。
食べている物が違うのだろうか。
慣れだろうか。
真冬の?40度に比べたらまだまだ常夏なのかもしれない。
Oh my god!!
夜はホーミー歌手(?)をゲルに招いてのショーがあった。
ホーミーはモンゴル独特の喉歌。喉、胸、鼻、口を使って声を出すそうで、
その不思議な音と節を聴いていると、魂がモンゴルの草原を駆け抜けていくようだ。
お湯シャワーで汚れを落とし、温かいものを食べ、暖炉で薪を燃やし、
ホーミーも聴いたので、今夜はぐっすり眠れそうだ。