家に鶏の手羽先があったので、タイのおかまちゃんに教えてもらった
秘伝のレシピで焼き鳥（ガイ・ヤーン）を作った。
私がサムイ島で料理を習っていた時、近くの海辺に屋台を出していた人だ。
40過ぎで、長髪、化粧をしているが、どうやって見ても男だった。
その人には20代前半のピチピチの姪っ子がいて、一緒に出稼ぎに来ていた。
（この姪っ子もおかまちゃんだから、甥なんだな、実は）
姪っ子は背が高く、手術もしていてボン、ボンと出るところが出ていてセクシー。
姪っ子が助手をし、おばちゃんが料理を作る。
チャキチャキしておふくろタイプの彼女はお喋りも料理の腕も抜群！
海辺にポツンとある屋台だけど、地元の女性が白人を連れてよく来ていた。
昨晩バーで会ったような白人が怖々手で食べていたのが印象的。
作り方は簡単。
ココナツミルクと砂糖、コショウ、塩、しょうゆ、香菜の根、にんにく、
ターメリックなどを混ぜて、鶏肉をつけこみ、それを焼くだけ。
にんにくの匂いが食欲をそそう。
これにつけるタレがまた酸辛甘で鶏肉の旨味を引き出すニクイお味。
ライムと砂糖、ナムプラー、トマト、コショウなどを混ぜ、煎った米も入れる。
お米の香りがほんのりするのがポイント。
家族には好評だったけど、いやはや家中ニンニクの匂いが充満。
つけこんでいる間もプンプン。
焼けば煙があがるし、匂いもしみつく。
やっぱりタイのように外でしないといけないんだな、とつくづく思ったのだ。
