ミャンマーの町、チェントゥン散策 1日目

朝は濃い霧が降りていた。ひんやりと空気が冷たく、歩くと服がしっとり濡れる。ゲストハウスの前に市がたっているので、そこを散策。シャン族やパロン族などが野菜を売りに来ている。見たことのないような野菜や食べ物がいくつもあり、声をかけながら歩いていく。シャン語とタイ語は似ているそうで、比較的タイ語が通じるのがありがたい。

市場を抜け、今度は中央市場まで歩いていくことに。霧は深く、木の家や教会が幻想的に浮かびあがる。
途中でフィンランド人に出会い、一緒に散歩。彼はタイのパイという町に住んでいて、スローライフを実行しているという。人に会う度に、手を胸にあて、感激している。

中央市場は雑貨から野菜、食べ物、日用品などなんでもあり、人々でごったがえしている。そこをじっくりくまなく歩く。タンドリーでナンを焼いているところで食事をとったり、お赤飯を味見したり……、市場というところはなんでこんなに面白いのかと思うぐらい、血が騒ぐ。
私があっちへ行きたい、こっちへ行きたいというわがままにもフィンランド人は「オケー、オケー、スローリー、スローリー」とゆっくりとついて来る。私が1人で大丈夫だから、好きなところへ行っていいよと言っても、白い頬っぺたをピンク色にし、汗ダクダクになりながら「大丈夫」とついてくる。

結局、太陽がギラギラ照りつける2時過ぎまで、お寺を見たり、町を散策したりした。

とにかく、歩けば歩くほど面白いものに出会え、今度はこっちの路地を、あっちには何があるんだろう? という調子で歩く、歩く。

夕方は、疲れをとるために、今度は1人で近くの温泉へバイクタクシーを飛ばした。そこまでの道程は田園をぬけ、ざぶざぶとバイクで川を超え、村を通りと美しいコースだったけど、ずーっとオフロードなので、埃まみれになり、疲れが取れたのか取れないのかわからない。それでも、楽しいドライブだった。
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