ナンタルンが日本へ行く!

ナコン・シー・タマラートに到着。
街はお祭り騒ぎ。
お寺では南部の食べ物や物産品を売ったり、劇や踊りを披露している。
そこで私の大好きなナコン・シー・タマラートの伝統芸能、
ナンタルン(影絵芝居)を見た。
今ではお祭りの時ぐらいにしかやらないのでなかなか見る機会がない。
水牛の皮を彫って作った人形を裸電球1つで布のスクリーンに映し出す。
とても簡単な舞台設定だけど、何体もの人形を巧みに操るので
影はまるで命を吹き込まれたように踊り出す。
方言で話すからさっぱり理解できないけど、影の動きに目が釘付けになる。
大人向けなので夜遅くから始まり、なんと明け方まで、
それも1人で語り続けるというから驚く。

さすが私は明け方まで見なかったけど、
今朝はこの人形作りの第1人者、スチャートさん(64)のスタジオを訪れた。
2年前に行った時は、自分の体より大きな作品を彫っていたけど、
今回はなんと「アンパンマン」、「千と千尋の神隠し」、
「ゲゲゲの鬼太郎」といったキャラクターを彫っていた。
聞くところによると、10月中旬に徳島県や東京で
子供たちに影絵を披露するとのことだ。
1時間タイの話で1時間は日本のものをするそうだけど、
スクリーンに映し出された鬼太郎と目玉おやじを見てみたいものだ。

投稿を作成しました 1996

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