タイにいる間ずっと髪の毛を切らずに結んでいたので、
私の髪の毛はいつの間にかロングヘアー。
約1年の間切っていなかったからだ。
自分では久しぶりのロングヘアーでいいと思っていたけど、
うちの姉に一言「ターザンみたいでボサボサ」と言われてしまった。
客観的に見るとそういうもんかと思い、髪を切ることにした。
家に1000円引きの券があったので、迷わずそこの美容院へ電話予約。
“ボンジュール”
いきなり電話の応対がこれ。
お兄さんどうしたの? と思いながら店へ行くと、
店でも美容師さん同士で何かを頼む度に“?シブプレー”(?お願いします)
なんてフランス語もどきを話していた。
カットは結んでもおろしても形になるようにして、という要望を言い、
後はおまかせにした。
いつもそんな感じで、美容師さんのセンスにまかせている。
今回担当してくれた人は20代後半くらいの女性。
切り始めるとバサバサとハサミで髪を落としていく。
このままではショートになるぞ、と思ったけど、
それならそれでいいのでおまかせ。
中学生の頃のように、5ミリ短いと言って泣くこともない。
できあがりは肩につくかつかないかの短さ。
結ぼうと思えば結べるけど、ひよこの尻尾になってしまう。
私の太く多い髪を切ってすいてもらって、髪の量が半分になり、軽くなった。
美容師さんも「ちょっと予定より短かったかな?」って顔をしていたけど、
「また1年後に会いましょう」と最後は送り出していた。
確かにまたタイに戻ったら切らないだろうしな。
姉は私の顔を見て満足顔で「良くなった」と言ったけど、
母は「もったいない!」と嘆いていた。